ヤベー映画です
いや、よく考えたら、これまで、まともな映画を紹介していないような気がする(笑)
ただ、僕は基本マニアックな映画が好きなので、比較的多くなる傾向になると思うので、楽しめる人だけ見てもらえたら嬉しいなと
と言うことで、今回もヤバい映画「Mr.タスク」のレビューします
まず、どんな話かと言うと、友人とポッドキャストを運営する主人公は「キル・ビル」を真似し失敗して片足を失った少年をこいつはアホだ、面白いぞとポッドキャストで話題にするために取材しようとするクソ男
が実際に取材するために少年のところに行くと、少年は自殺していた
悲しんだりショックを受けると思いきや、使えねーやつだなと取材ができないことに落胆する
そんなふうに無駄足じゃねーかと管を巻いてると、スーパーのトイレだったような気がするが、そこに「奇妙な体験を話したいから、誰でもいいから聞いて」と書いていたか忘れたけど、そんな張り紙を見る
主人公はこれはポッドキャストで使えそうだと、人里離れた老人の屋敷に行くことに
そこで、車椅子に乗ったハワードと名乗る老人に会い早速話を聞くことに
その話とは過去、遭難しセイウチに命を助けられた話だった
なんだ胡散クセーなと思いながらも、その話がちょっと面白そうだと興味を持つクズ主人公
出された紅茶を飲んだ途端、気を失う
そして目が覚めたとき、主人公は車椅子に縛りつけられていた、しかも何故か片足が切断されている
当然老人に
「何をした!これはどう言うことだ!」
と問いただすと、蜘蛛だったかな、その毒は協力で足を切断しないと命が危なかったんだと言い訳する老人
ってな感じで話は進むのだけれども、まず、それよりも何も映画好きなら、この映画で1番初めに驚くのは主人公の友人役
これ誰だと思う?
そうです「シックスセンス」の子供ですよ、あなた
あー大きくなったなーと思うよりも、めっちゃ太ってるやん、しかもチッチャイなー
あの天使のような子供が単なる太った小さいあんちゃんになっているよ
そう思ってしまった
いや、そんな話は別にどうでもいい
さて結論から言うと、この映画はサイコパス老人が主人公をセイウチ人間にするという狂った話
なんでセイウチ人間にしたかって言うと、遭難したときにセイウチに助けられて嬉しくて、またセイウチに会いたいみたいな理由だったような気がするが、それもまたどうでもいい。
そんなことより、ホラーコメディーと謳っているんだから、ホラー要素があるコメディーとして見るじゃない、ゾンビランドみたいに思うじゃない
でもぜんぜん違う、サイコパス老人が本気出しセイウチ人間にしようと人体改造を始めると異様に気持ち悪い
決してグログロってわけじゃない、セイウチ人間にされても基本的には着ぐるみにしか見えないぐらいチャチな感じだし
でも、セイウチ人間にする過程、大腿骨だったかな?それを抜き出して、セイウチの長い牙にして口の所に移植するとか、人間の革で作ったセイウチの皮膚だとか、改造する時の映像はほとんど見せないけど想像力が働いてしまう
だから、どんどん気持ち悪くなる
そして、こんな姿にされたらたとえ助けられたとしても行きたいと思えないだろうなという絶望感
あんなクズ主人公だったのに、同情さえしてしまうほどの鬼畜の所業
更に老人の訳分からなさも胸糞度を上げる要因
見た目はまともそうに見えるのに、全く話が通じないもの・・・
ありゃ怖いよ
そんな感じで異様に気持ち悪く話は進んでいくんだけど、終盤になり唐突に爺がとち狂う
いや最初からそれを目的にしていたのかもしれないが、とにかく唐突にあれが始まる
ここは確かにコメディー、笑かそうとしているんだと思うけど、今までがキモすぎて苦笑いしか出なかった
こういう気持ち悪い映画は見慣れているはずなんだけどなー
そんな僕でも、あまり笑えない。
まあ、これが監督の狙いなんだと思う
とにかく嫌な気持ちにって胸糞悪くなるのは間違いない
ミストとかとはまた違う胸糞加減だけど
とにかくホラーコメディーと書いてあるけど騙されてはいけない
小学生の頃、バタリアンがホラーコメディーだから、あんま怖くないんだろうと見たら死ぬほど怖くてしっこ漏れそうになった、それぐらいギャップがある
でもね、最初のお姉ちゃんのオッパイとツルツルお股の全裸踊りが、小学生にはあまりにエロ過ぎて、結局怖いけど何回か観てしまうのは黒歴史(笑)
ただ、この映画は違う、2度と観たく無い映画の一つ
と言う事で点数
点数 35点
ただ、決して面白くないと言うことではなく、ただ単にイヤーな気分になるので見る人を非常に選ぶ映画なのでこの点数にしました。
個人的には、もう20点プラスしてもいいかなと
とりあえず、終盤に始まる唐突なあれが気になる人は見てください
見たくないなら、ネタバレのところ見てください