あらすじ
大手広告代理店に勤務するエリートサラリーマン「タキ(加藤雅也)」「南部(竹内力)」「小西(中野英雄)」はある日ショットバーで不気味な3人組「遠藤憲一」「小沢和義」「四方堂亘」と些細なきっかけで口論となった、その場は収まったものの、小西は後に暴行を受けたことで、そこからどんどん暴力の連鎖にハマっていく
感想
アマプラでMrノーバディーを検索していたら、あれこれって昔見たような気がする、面白かった気がする、なんて思ってね
なんか無性に見たくなってしまって見返してみた
あー分かるわ
あの頃の自分は好きだっただろうなーこれ(笑)
あの頃の僕はとにかくジョン・ウー的なケレン味あふれるアクションが大好きで、ああいう映画をかなり求めていた
で、当時は今みたいに簡単に評価が高い映画なんて調べられないわけで特に有名でもなんでもない映画とかVシネとかはパッケージを見るしか判断ができないわけ
だから、まあハズレる
10本ビデオ借りたら1本当りがあれば良いほうなわけですよ(苦笑)
そして見つけたのがこれ
いやあのね、確かに色々酷いところはあるのよ
日本であれだけドンパチして警察がくる気配ないとか、いくらなんでも拳銃が簡単に入りすぎだろとか(笑)
でもね、そこらへんは良いわけよ
なんせ、多少面白いって言うレベルの映画を探すこと自体難しかったわけだから
だから、当時はこのノーバディー見たときはちょっと感動した
話は荒いけど、加藤雅也の正統派かっこいい主人公、クソ痩せてるけど竹内力のいかにもな竹内力的なキャラ(笑)本当は一番怖くてヤバいであろう中野英雄の気弱キャラ演技、なにより遠憲さんのサイコパス的な怖い敵役
そして何よりあの頃大好きだったジョン・ウー監督的なアクションも満載
銃撃戦なんて二丁拳銃でたま何発入ってんだよみたいに撃ちまくるわけで
こりゃ、当時の厨二病真っ盛りの自分には琴線に触れまくっただろうなと面白かったに違いないと見ながら思い出したわけですよ
え?今見たらどうなのかって?
いや、普通に最後まで見れたし結構面白いんじゃないかい(笑)
ただ、悲しいかな自分もいい大人になっちゃってしまって、単純にかっこいいなんて思いながらは見れなかったけどね
当時のスーツってめっちゃダボッとしてんな、なんでこの頃の邦画は無意味なラブシーン多いんだろ、竹内力痩せてるけど死に方は今も昔も変わんねーな
なんていう、別の意味で楽しんだのはここだけの話(笑)
まあ、あれです、期待してみなけりゃ昔の映画だけど結構楽しめると思うよ
とはいえ点数は
点数 60点
流石にこれ以上高い点数は今の感覚じゃ無理(笑)