話は奇形な人、健常者だけど心に問題を抱えた人達がそれぞれの幸せを探していく物語っていうのかな?
とにかく出てくる人間が半端ない
目が無く幼い頃にオッサンにプレゼントされた宝石を目にしている娼婦、肛門と口が入れ替わっている女性、人魚になりたくて自分の足を切り落としたいと思っている少年、小人病の妊婦、顔半分が爛れ溶けているように見える女性、奇形の女性しか愛せない男・・・
こういう人物ばかり
だからって言うわけじゃないけど、マジでキツくて不快感が半端ない(笑)
不快感だけなら今まで見た映画の中でNO1かもしれん、だが決して胸糞映画ってわけじゃないよ、ただ描写が不快感の塊というかね
一応パステルカラー調にして絵面はきれいにして誤魔化してるんだろうけど誤魔化しきれてない、いや、もしこれがダーク調だったら、キツすぎるんで誤魔化せているのか・・・
とは言え、初っ端から70近い婆さんのブヨブヨで何故かオッパイだけはちょっときれいな全裸見せられるわけ
僕ははエログロは大好きオッサンなんだけど、これはキツかった、なんか目を背けたくなるぐらい強烈だった、あーそうか、今思えば昔マルサの女で追い詰められたババアがいきなり裸になったのが子供の時トラウマだった、それが出てきたってことか・・・
で、裸ののババアに次いで衝撃を受けたのが口と肛門が入れ替わった女の子、あれ完全に尻毛、あかんって尻毛
そこまで拘りますか(笑)
とにかくこういう人たちだけでなく、他にも無修正で男の下半身出したり、レイプやオナニー、ゲロや糞尿など色々と見せる描き方に不快感
そして物語自体も良いと思ってしていることも人によっては悪意でしかなかったり、絶対にヤベーこと言ってるのに本人は全く自覚がなく傷つけたり、不快感が増していく
が、初めにも言ったと思うけど、決して胸糞って言うことはない、胸糞じゃないけど最後のキスシーン、あそこが評価の分かれ目かもしれない
と言った感じなので、なかなかお勧めが出来ない、ただ物語自体はしっかりとしていて見せるし時間的にも1時間強なので、割と見れる
深いと言えば深いと言える、
ただただ不快感しかないといったらそう思えるかもしれん
僕は何かしら思うことがあったので
点数 70点
ただ言っとく、合わない人はとことん合わないので0点の人もいるし、気持ち悪すぎると思うかもしれない
見るなら覚悟して見るほうがいい