時間泥棒的なものが好き

メジャーよりもマイナーな映画、ドラマをメイン、たまに小説など時間泥棒的なものの感想を勝手に綴っていくブログ

街の上で ネタバレと言うかなんと言うか・・・

あらすじ

 

下北沢の古着屋で働いている荒川青(あお)は基本的にひとりで行動し、行きつけの古本屋に行ったりたまにライブを見たり飲み屋に行ったりするけど生活圏は下北沢のみ。そんな行動範囲の狭い青の日常生活に、ふと訪れる「自主映画への出演依頼」という非日常が突然訪れ出演することにすることに、そこから確実に今までとは違う変化が訪れて・・・なんて言う話

 

感想

 

いやーなんなんだろう、主人公青が好きになってしまう不思議な映画

 

別に青がめっちゃ良いやつなわけでもないわけですよ。というか最初は結構みみっちい奴にしか見えないわけですよ

 

冒頭からね。彼女との別れ話から始まるわけだけれども、そのやり取りを見ても分かる

本当に器が小さい、見ていて非常にイタいヤツだってね(笑)

 

だから、最初はそこまで印象が良いというわけではない

 

でも、そこから話が進んでいってね、別になにか大きな出来事があるわけじゃないんだけど、いつもと少し違う日常がやってくる

 

例えば、バイト先にカップルで来たお客とのやり取り

 

たまに行くライブで偶然きれいな女性と喫煙所で煙草くださいと言われ、なんとなくいい感じなんじゃねと思ったら、あれ?みたいな

 

あと古本屋の女性店員のと、またまたイタいやり取り

 

そして最も今までとの日常とはかけ離れた自主映画の出演依頼

 

そんな女性たちとのやり取りなどを見ているうちに、青ってちょっとイタいところがあるけど、良いやつなんだろうなと好きになっていってしまう

 

そんな、ゆるりとした映画なんです

 

なんていうの、ジャンルは全く違うけど、孤独のグルメを見たときに感じる感覚に近いかな

 

だから、孤独のグルメが好きな人は結構好きなんじゃないかな

 

あ、あと、小さな笑いも多い映画でね

 

さっき言った、最初の彼女との別れ話のやり取りとか、バイト先の気まずいやり取り

 

で、クライマックスの4人での話は結構大笑いさせてもらった

 

まあ日常系な映画なんで、凄い盛り上がるとかそういうのはないから、好き嫌いはあるかもしれないけど、ふわっとした優しい気持ちになりたいときはすごくいい映画だと思うよ

 

あ、話飛ぶけど、なぜかチョイ役で成田凌が出ていい味出してます(笑)

 

では点数

 

点数 75点

 

たまにはこういう、ゆるい映画も良いね