話は主人公の国際弁護士のドゥ・チウ(チャン・ハンユー)が目を覚ますと、横に女の死体が、自分は無罪なんだー、これは罠なんだと身の潔白を晴らすために逃亡、そしてそれを捜査する敏腕刑事の矢村(福山雅治)が追うって話
いや久々のジョン・ウー監督
期待しましたよ、CM見たら「男たちの挽歌」シリーズに近い感じに見えたから、特に「狼/男たちの挽歌・最終章」は僕にとっては生涯のベスト10に入る映画ですから、期待せずにはいられない、ただ福山雅治に対して一抹の不安を感じ。。。
初っ端から怪しい、ん?いきなり演歌からはじまるの?いやまあ日本が舞台だからね、それは仕方ないか・・・でも、やっぱサムい・・・
で、主人公はいきなり居酒屋に、なんで中国の国際弁護士がこんなど田舎の居酒屋に行くのかは分からんが、まあいいだろう
で、そこに居酒屋に働く女将さんと従業員、女将さんはきれいだった、従業員はブサイク、まあそれは関係ないか
で、色々主人公と女将さんが話しているときにヤクザが来て、ヤクザが主人公を追い出せと言って、なんやかんやで主人公を追い出す
その途端!!
女将さんと従業員がいきなりヤクザを拳銃でぶっ殺す!なぜかブサイク従業員、カッコつけて2丁拳銃、いやカッコよくねーから、しかもその時のBGMクソダサい
僕は思いました、これはヤベーと、この映画はとてつもなくヤベーと
時は変わり大阪、大阪の高層ブルの最上階で製薬会社がパーティー開催、そこに主人公もいる、まあそれは良いんだけど、踊りがなぜかインド映画風、僕はダンスの事はよく知らない、よく知らないけど日本じゃ絶対に踊らないと思うよ、その踊り
そしてパーティーが終わったんのか、主人公は女性に家まで送ってもらい帰宅、そしてオネンネ、起きたら横に女性の死体、あ、送ってもらった女性はそのまま帰ってるから、死んだ女性は別の女性、まあ、いいや
主人公、当然弁護士だから、警察を呼ぶが信じてもらえず逮捕される
そしたら、なぜか主人公、警察に殺されそうになり、これはヤベーと逃亡
時は変わる、次は福山雅治の番、子供を誘拐した人質事件が発生しているので記者に変装して近づく
それ以上近づくと打つよ!!と言われ足元を銃で撃たれるも、全く動じない福山雅治、あ、ちなみに犯人役斎藤工だった
で、近づいたかと思ったら何の駆け引きもなく数人いる犯人を素手で倒して一件落着
あ、やっぱメッチャ格好つけてるよ、福山雅治
で、福山雅治、人質事件を解決したかと思ったら、国際弁護士が逃げているっているいう報告を受けたと思う、まあとにかく捜査を開始
で、なんやかんやあり、とりあえず主人公に福山が捕まり車で逃走の手助けをさせられる、途中でなぜか鳩小屋がある付近で、福山必死の抵抗、そして鳩小屋ドーン
鳩バーン
主人公、おそらく剣道の達人であろう福山に竹の棒でボコボコ、で、福山が止めの一撃を主人公に浴びせようとした瞬間、鳩スローモー、その一瞬のスキを突き主人公がキック!
無事主人公逃げる、あ、福山、主人公に逃げられるけどメッチャカッコつけてたよ
で、なんやかんやあり、主人公が罠にハメられているってことが分かり一緒に黒幕を探す、んで途中でアクションシーン、そして黒幕が分かりアクションシーン
そんな映画
いや~アクション演出自体は復活してたんじゃないかなと、ケレン味のあるガンアクションも久々にあったし
また、あの厨二病演出も炸裂、これぞジョン・ウー、これがジョン・ウーってな映画は映画なんだけど
なんだろう・・・なんだろう、カッコよくない
いやね、男たちの挽歌だって言ったらそりゃクサイというかイタいっすよ、とにかくカッコつけまくりで、完全に厨二病演出炸裂だから
けどクソかっこいい、流石にオッサンになって観ると、こりゃ相当痛いなと思うところもあるけど、やっぱカッコいいんですよ
けど今回のマンハントはノレない、というか最初から最後までイタイと感じてしまった
これなんでだろう?別に演出自体は男たちの挽歌のような感じじで変わっていないはずなのに・・・
おそらく、こう見えるのは自分的には俳優なのかなと思っていたりする
いやね、福山雅治は単純にかっこいい人、相当かっこいい人よ、それは間違いない、だけど良い意味でも悪い意味でもスターというカッコよさなんですよ、男としてのカッコよさがあまり見えてこない
一方、男たちの挽歌シリーズに出ていたチョウユンファを始め、ティ・ロン、ダニー・リー、トニー・レオンはカッコよさを演技で魅せれる俳優だから、物凄くクサい演技でも、それを超える圧倒的なカッコよさを演技で魅せてるんだろう
だから、それがないマンハント、というより福山雅治が合っていなかったのかなと・・・
一応言っときますが、福山雅治嫌いじゃないっす、むしろ好きな方の人なので嫌いだから批判しているわけではない(笑)
まあ、それでも話自体も無茶苦茶なんで、映画としても面白くないかも
まあ、なんだろう、もう一回、ジョン・ウー本気を出してかっこいい俳優と、良い脚本家で映画作ってくれねーかな
演出自体はまだまだ好きだから頑張ってほしいなと
と言うことで点数
点数 35点