時間泥棒的なものが好き

メジャーよりもマイナーな映画、ドラマをメイン、たまに小説など時間泥棒的なものの感想を勝手に綴っていくブログ

「アジョシ」とインド版アジョシ「ロッキーハンサム」を見比べてみた

まずは適当にあらすじ

 

質屋のおじさんと仲の良い女の子が臓器売買の組織に誘拐され、おじさん激怒、そのおじさんは元特殊部隊と言うかなんか凄い強い奴で女の子を全力で助けようとする話、よくある怒らせた相手がめっちゃ強い奴やったでっていうやつね

 

まあ、細かい話は実際に見てもらえればと(笑)

 

えー韓国語で「アジョシ」っていうのはオジサンっていう意味らしい、でも主演はウォンビン、いやお兄さんじゃん、しかもぶちかっこええお兄さんじゃんっていうツッコミはすぐに出たけど、アジョシはかなり面白いアクション映画

 

とにかく、主人公は超絶カッコよく、ライバルはしっかりカッコよく、悪役は超絶悪く、そしていつも通り、韓国警察は無能という、王道韓国映画でストーリーも非常に楽しみえる

 

悪役の兄弟、マジでヤバいほど悪くて心底ムカつくからね

 

こういうのは本当に上手い

 

そして何よりアクション、おそらく韓国のアクション水準をかなり引き上げたというか、シラットやクラヴマガ、カリアルネス等を根幹としたジェイソンボーンチックな実践武術のアクションを取り入れた初の韓国映画のような気がする

 

しかも本家のジェイソンボーンのアクションに負けず劣らずと言うか、最後のナイフアクションはかなりカッコよくて萌えたんじゃなくて燃えた(笑)

 

一方インド版アジョシ「ロッキーハンサム」なんだけど、まあ殆ど同じと言ってもいいぐらい同じ(笑)

 

セリフ、演出、上映時間、ほぼほぼ同じ、ただ違うところもある、それは途中にダンスが入る(笑)のとアクション

 

ダンスはやっぱりインド映画というかインド映画は入れないといけないのか、なんとか違和感はあるけど、なんとか違和感がないところで入っている、うーん説明が難しい、これは見て

 

なので、臓器売買の話なのにインド版は軽く見えてしまうのがちょっと駄目というか軽く見えるのはちょっとイタイところかな

 

ただ、アクションは本家に負けず劣らずと言うか、痛快度で言ったら、こっちのほうが良いかもしれない

 

いや「アジョシ」も、もちろん良いんですよ、指すというか切るというか、しっかりと急所を刺し、そして切って行く感じがリアルチックで良いんだけど「ロッキーハンサム」はとにかくナイフを刺しまくりでね、これが物凄く楽しかったんですよ

 

なんというか、これはアクションのとり方の違いというか魅せ方の違いなので好みで変わるかなと

 

もし、どっちかと言うか、圧倒的にアジョシの方を見てる人が多いと思うので、あれだったらyoutubeでロッキーハンサムのアクションだけ見たら良いと思う

 

ストーリーは本当に恐ろしく同じだから見なくてもいいから(笑)

 

あと主人公もウォンビンに勝るとも劣らないかっこよさでね、スタイルだけなら、インド版が良かったよ、でもやっぱウォンビンのほうがカッコよかったかな(笑)

 

まあ、アジョシもロッキーハンサムもどっちも見ても損はしない映画だと思う、時間があれば見比べるのも面白いと思いますよ

 

では点数

 

アジョシ 90点

ロッキーハンサム 80点