時間泥棒的なものが好き

メジャーよりもマイナーな映画、ドラマをメイン、たまに小説など時間泥棒的なものの感想を勝手に綴っていくブログ

ジョーカー ネタバレは殆どない

ヤバ目の映画が好きな僕としては避けられない映画ジョーカーを見てみた

 

まず話から、コメディアンを目指す主人公アーサーはピエロ派遣会社で僅かばかりの仕事をもらって暮らしている貧しいコメディアン、そんなギリギリな生活をしながら同居している心臓病と精神を病んだ母の面倒も見ていた

 

そして、アーサー自身も緊張すると笑ってしまうという発作があり、変な目で見られることも多々あり、街の福祉センターでカウンセリングを受け向精神薬をもらい、その薬で発作を抑えている

 

そんなギリギリの生活を送っている中、福祉センターも予算の関係上閉鎖されることになり、カウンセリング、薬も貰えなくなる、更に色々あって派遣会社もクビになる

 

今までも底辺な生活を送っていたのに更に追い込まれどん底に落ちていくアーサー

 

底辺から、それ以上の底辺になったことで、アーサーの精神はどんどん壊れていき・・・さあどうなるか・・・・

 

って言うのが序盤の話

 

まずストーリーは、世間では素晴らしい凄いって言われているようだけど、正直至って王道の流れなんじゃないかなと

 

勿論、決して面白くないとかそういう意味で言ってるわけじゃないよ

 

ただ、こういう追い詰められて精神が病んでいくって感じの話は、別に珍しくもないでしょうって事

 

ブラックスワンだって、プレッシャーで精神的に追い詰められていく話だし、影響を受けたと言うタクシードライバーも、不眠症がひどくなり精神的に追い込まれてドーンってな話だし(笑)

 

だから特段、ジョーカの話が優れているかどうかといえば普通だって言うこと

 

ただ、このジョーカーが素晴らしいのはホアキン・フェニックスの演技、これは本当に凄い、見たらオスカーで主演男優賞、そりゃ当たり前だろって言うぐらい圧巻

 

もし、このジョーカーのストーリーが多少つまらなくても、ホアキンの演技だけでも持つぐらいすごい演技をしています

 

ホント、見てたら、これホアキンの素なんじゃね、こういう人なんじゃね、ってマジで思ってしまうほどハマっている演技している

 

ありえない話だけど、もしホアキンさんに偶々出会えたとしても握手やサインを求める勇気は、今の僕にはない、だって怖いから(笑)

 

このような鬼気迫る素晴らしすぎリ演技をしているから、ジョーカーっていう映画の評価がすこぶる高いんだと思う。

 

更に、狂人にしか見えないぐらいヤバいって思うのに、アーサーが徐々にジョーカになり始めてからが、物凄くカッコいい

 

普通は、「こいつキモチ悪!」「やべぇ近づきたくねぇ」ぐらいしか思わないはずなのに、カッコいいのよ。

 

説明ムズイな(笑)

 

とにかく、言いたいことはホアキンは素晴らしいってこと

 

だから、ホアキンの演技を是非見て欲しいと思う

 

ただ、この映画、非常に重いし暗いし悲しいし精神的にキツイ、あとこの後にダークナイトに出たジョーカーみたいになる想像がつかない

 

かけ離れてるから、正直そこまでカリスマ性が出てるか?とそれは思った

 

まあ別物としてみれば良いんだけれど

 

ただなぁ、まあいいか(笑)

 

一応、見る時は元気な時に見てください。落ち込んでる時に見ると更に落ち込むから(笑)

 

点数 85点