クルクル回し蹴り3人衆の1人マルコサロール主演のアクション映画
ちなみに、あと2人はスコットアドキンスとマイケルジェイホワイトなんですけど、この2人が出演映画は後ほど書くとして
まずどう言う物語かと言うと、主人公はかつて強盗に両親を惨殺され生き残った兄弟の兄、弟のほうは強盗にレイプされ心を閉ざし心療内科に入院、重!
で、自身は弟を気にかけつつ、日々空手で体を鍛えながら、質素に暮らしをしているナイスメン
そんな弟の思いのナイスメンが、ある時ジョギング中に偶然、邸宅に強盗が押し入るところを目撃し待機中の強盗を倒しそのマスクを奪って顔を隠して他の強盗団を得意の空手で全員ぶっ倒して、犯されそうになっていた女性を助ける
そこから正義の心なのかどうか分からないけど、ヒーローになって人助けするぞって話
こういう境遇の主人公で最初は悲しくて悲壮感が漂う雰囲気なのでダークなヒーロー物語かと思いきや、序盤は結構コメディーみたいなノリ
と言うのも主人公、クソ真面目でお洒落のセンスが絶望的
ヒーローになるためにコスチュームを選ぼうとするんだけど、センスが死ぬほどないから、クソダサい、しかもドジ
悪者を倒そうとやっと引ったくりだったかな?まあいいや、とにかく悪者を見つけ、やっつけようとするんだけど、なぜか見つけてからコスチュームに着替えようとする
当然普通の人だから変身ってすぐに出来るわけじゃない、物陰でヒッソリとコスチュームに着替えるわけ
それがモタモタし過ぎ、逃げられるんじゃないのってぐらい遅い
で、やっと着替えて、いざ戦いになると構えがダサい
コスチュームもダサい構えもダサい
が、さすがクルクル回し蹴り3人衆の1人(僕が勝手に言っているだけだけど)
アクションは絶品
基本アクションは決める時は凄い派手な技なんだけど、それ以外は意外にリアル寄りなアクション
僕は全てにリアルさ求めてるわけではない、ただ、派手一辺倒だとそんな蹴り普通に当たんねーだろと思っちゃうから緩急があるアクションは非常に好きだった
とにかくアクションのカッコ良さ、なのにダサいと言うギャップで序盤からいい感じで面白い
そんで、色々な悪党をを倒していくうちにテレビに取り上げられて、その活躍をテレビで見た弟が元気になっていく、兄はさらに弟を元気にしようとヒーロ活動に熱を上げていくって言う、ありきたりだけど良い話なんで良かったよ(弟は兄がヒーローだとは知らない)
ただ、だんだん話は、コミカルから少し重めの話になっていく、自分的にはこれはやめて欲しかったなー
最後までダサカッコいい感じで進めて欲しかった
とは言うものの、終盤のアクションは激しくさらにカッコ良くなって、ビンビンに勃起しそうなくらい興奮させてくれるし(唐突な下ネタ)終わり方も自分的にはok
思っていた以上に楽しめた
点数 75点
期待してなかったのでちょっと甘めかも