時間泥棒的なものが好き

メジャーよりもマイナーな映画、ドラマをメイン、たまに小説など時間泥棒的なものの感想を勝手に綴っていくブログ

皆殺しの流儀 ちょっとネタバレ

元マフィアのオッサンというか爺さんが歩いてると女の子をレイプしようとするギャング団の若者達を発見、爺さんは元マフィアの大物、物怖じなんかしない、だから普通じゃ一人じゃ絶対危ないから助けに行かないけど、若いもんには負けねーぜと爺さん助けに行くわけ

 

で、とりあえず女性は助けられたものの爺さんは返り討ちに遭い殺される、それを訃報を聞いた同じく元マフィアの弟、殺された兄の敵討ちをするために昔の仲間を集めギャング団に復讐するって話

 

北野武監督の映画「龍三と7人の子分達」によく似た映画だが、面白さは断然こっち

 

とは言え、めっちゃ面白いかと言えばそうでもない

 

正直惜しい映画

 

前半はいいのよ、悪者となる若いギャング達が糞クズで無茶苦茶憎たらしい、逆に元マフィアの爺さん達はジェントルマンでかっこいいわけ

 

だから、普通に爺さんを応援したくなるようになってる

 

で復讐方法も派手じゃないけど老獪な方法で若いギャングを捕まえていく、そして捕まえられた若いギャングも自分を捕まえた相手が爺さんと分かると、めっちゃイキる

 

こうなると、こんな糞クズ痛めつけてやれば良いんだって思うじゃないですか(笑)

 

期待通り、元マフィアの爺さん達は経験を活かしたメッチャ嫌な感じで拷問していく、そして案の定若者ギャングは最後には許してくださいなんて感じでどんどん仲間の居場所を吐いていき、どんどん若いギャング達を追い詰めて行くわけ

 

正直ここまでは100点に近いぐらいいい出来だった

 

ただ後半になりいざ若者ギャングと全面戦争だみたいな感じになってから右肩下がり、現実味を出しすぎてるんですよ

 

そうジジイ達は、確かに強いけど思ったより強くないんですよ┐( ̄ヘ ̄)┌

 

前半部分のスカっと具合を見るとどうしても後半の戦いが物足りなくて、えーもっとぶっ殺せばいいのにって思ってしまう

 

どうせなら最後の最後までスカッとする作りにして欲しかった

 

すごい惜しい映画でした

 

点数 50点