時間泥棒的なものが好き

メジャーよりもマイナーな映画、ドラマをメイン、たまに小説など時間泥棒的なものの感想を勝手に綴っていくブログ

アシュラ ネタバレはほぼない

悪徳市長と悪徳刑事と悪徳検事の超バイオレンスな戦い

 

 

北野監督のアウトレイジと同じように良い奴が一人もいない

 

ただ、主人公の周りが更に悪党

 

市長は私利私欲のためなら平気で人を殺す、部下も使い捨て

 

市長が憎たらしいのなんのって(笑)

 

ファン・ジョンミンはホントうまい俳優だ

 

そして市長を捕まえようとする剛腕検事も捕まえるならなんでも利用するし利用するためには暴力も厭わない

 

クァク・ドウォン、この人もクソ検事を小憎たらしく演じておりムカつき度は市長と同じくらい

 

なので主人公も相当クズなんだけどクソ市長とクソ検事に板挟みにされてしまい、なんか可哀想に見えてしまう。

 

だから、なんとかしようと、もがき苦しむ主人公に結構感情移入できてしまったりしまわなかったり(笑)

 

韓国映画特有の痛々しい暴力描写も頑張れっていう気持ちに拍車をかける

 

最後の方で開き直り一矢報いようとする主人公を応援したくなる。

 

また、ここまでだと単なる暴力だけの映画というかそうなんだけど、巧い具合にカーチェイスなどを挟むエンタメ要素も入れて心憎い

 

しかも無理矢理感もなく。

 

韓国映画は、こういうところが上手いね。

 

あと、一切恋愛要素を挟まないのも良い。

 

とことんクズ男達の、戦いを勢いよく見せる。

 

最後の戦いなんて生々しいアクションで力が入る入る

 

 

エロ、グロが平気であればかなりお勧めに映画

 

 

点数90