時間泥棒的なものが好き

メジャーよりもマイナーな映画、ドラマをメイン、たまに小説など時間泥棒的なものの感想を勝手に綴っていくブログ

CLIMAX クライマックス ネタバレ云々じゃなく阿鼻叫喚を見る映画

ギャスパーノエ監督初観賞 

 

まずはあらすじ

 

なんか、よう分からんが、なぜか雪が積もりまくった人里離れた建物でダンスのリハーサルをする22人のダンサー、リハーサルが終わってさぁ打ち上げだ!爆音鳴らしてサングリアを飲みながら楽しんでいたんだけど、あれおかしい、飲めば飲むほどラリってくる。。。あれこれってサングリアの中にドラッグが入ってるんじゃね?気づいた時にはもう遅い、暴力的になるやつ、発狂するやつ、泣くやつ、結局ずっと踊るやつ(笑)地獄絵図のような世界になっちゃうってお話

 

雪の中で女の人が血を流しながら号泣している場面から始まってなんか興味を惹かれ、そこからこれは実話っていうテロップが流れ、次は、なんかよく分からんけどダンサーの紹介VTRが延々と流れる

 

その流れるモニターの横にマニアックなビデオやDVD、CDなどが置いていて、なんとなくセンスを感じる、いや別によう分からんけどね(笑)

 

ただ、正直ダンサーの紹介なんて、ただただ退屈

 

あ、やっぱ、これって自分に合ってないやつだ、いわゆるアート系、おしゃれ系ってやつかキツイなーと思いつつも、なんとか我慢して見ると・・・

 

それが終わるとダンサー22人のダンスが始まる

 

このダンスがなんつうかマジで凄い、ダンスのことなんて全く分からないけど、とにかく魅せる魅せる、曲もかっこいい

 

こんなにダンスシーンに魅入ったのは初めてかもしれん

 

とにかく、このダンスシーンだけで、この映画を見る価値あるよ、いやマジで

 

だがそれが終わると、今度はダンサー達の打ち上げパーティがー始まり、またなんとなく退屈、そして今度はダンサー達が、女とヤリたいとか、犯してやりたいとか言うことできない女は殴ったらいいんだとか下品な話が続き、なんとなくダンサー達の本性が見え始める

 

最後まで見たから分かったんだけど、ここまでのダンス以外のクソ退屈なシーンなんだけど実は結構大事、ここがあるから、ちょうど映画が始まって半分ぐらいから徐々にダンサー達がラリって来るシーンが生きてくる

 

だから、序盤のクソくだらないと思うようなシーンも我慢してしっかり見たほうがいい、ラリったあとのダンサーの行動原理?っていうのが分かるから

 

と、知ったところでね、途中からただただ暴力、発狂したりSEXしたり兄妹で近親相姦、同性SEX、ひたすら踊るだけの奴、ひたすらラリった人間の狂った行動が永遠続くため、合わない人には気持ち悪いシーンがひたすら続くって感じになる

 

もう最後のほうは、本当に阿鼻叫喚、地獄絵図(笑)

 

だから、途中で断念する人がいてもおかしくないというか、途中で嫌ならさっさと止めたほうがいいかも、まじで本当にいたな気持ちにしかなんないから(笑)

 

だから、そういうのが嫌いな人はダンスシーンだけ見たらいいと思う、さっきも言ったけどダンスシーンだけでも見る価値は十分ある

 

あと、一応、オチっていうか、こいつがドラッグ入れたんだと分かるには分かるけど、正直どうでもいいっちゃいいって感じ

 

まあ、なんだ、恐ろしく人を選ぶ映画ではある、決してワケワカメの映画でもない、でも万人にはオススメしようがない、そんな映画

 

僕的には、ドラッグってめちゃ怖いって言うのだけは分かったので見てよかったと思うけど、もう一度見たいとは思わない、見るならダンスシーンのみでいい

 

ということで点数

 

点数 65点

 

嫌いじゃなかったよ